やる気は“行動した瞬間”にだけ生まれる
建設業での法面工事の
現場で学んだ成長の本質
建設業、とくに 法面工事 の現場に立っていると、毎日あらゆる気づきがあります。
自然が相手で、地質も天候も予測通りにはいかない。
朝から「今日は気合が入るな!」という日もあれば、
「正直めんどくさい」「眠たい」と感じる日だってあります。でも、ひとつだけ確かに言えることがあります。
それは やる気というものは“行動してから”しか生まれない という事実です。

やる気は“先行”に
出るものではない
多くの人が、やる気が出たら仕事に取り掛かれると思い込んでいます。しかし現場で働いていると、実際はその逆だと嫌でも気づきます。
「あーめんどくさい」「今日は気乗りしない」
そんな気分のままでも、とりあえず現場へ向かう。
とりあえずヘルメットをかぶる。
とりあえず作業の開始を始める。
そうすると、不思議と気がついた頃には 身体が動き、頭が働き、やる気が“後から勝手に”ついてくるんです。
建設業、とくに北摂constructionが携わる 近畿一円の法面工事 の現場は、時に過酷です。急斜面、重機、資材、天候、段取り、コミュニケーション、危険予知。やらなければならないことが山ほどあります。
そんな環境で働く私たちが経験的に知っているのは、
やる気スイッチは、誰かに押してもらうものではなく、
自分で押すものという、非常にシンプルで強力な真理です。

欠勤が続く若い職人が
現場に来て“変わる”理由
どの会社にも、「よく休む若い子」がいます。
朝起きられない、眠気に勝てない、気持ちが向かない。理由は人それぞれです。
しかし、その子が現場に来ると驚くほどしっかり働く。
周りを見て動き、判断し、段取りを理解し、教えたことをきっちりやりきる。
現場に立つだけで、その子は“職人としての顔”に変わります。これは特別な能力ではありません。
人は誰でも、やればできる。
ただ、自分の弱さや眠気、怠けたい気持ちに負けてしまうだけ。
つまり課題は「能力」ではなく「自分との戦い」です。
眠さに負ける。身体のだるさに負ける。気持ちの重さに負ける。この“負け癖”がつくと成長が止まります。
逆に、ここを乗り越える力を若い時期に身につけた人は、例外なく伸びていきます。

自分に負けない
職人としての土台
北摂constructionでは、経験や技術だけではなく「自分を律する力」を大切にしています。
・決められた時間に起きる
・眠くても現場に来る
・めんどくさくてもまず行動する
・とにかく一歩踏み出す
この積み重ねが、どれだけ技術を磨くかよりも重要な場合があります。
なぜなら、行動しなければ技術を磨く舞台にすら立てないからです。
建設業には「続けた人だけが得られる景色」があります。法面工事は特にその色が強い仕事です。
最初は恐い斜面も、経験を積むと“自然の癖”を読む力がつく。
最初は重かった資材も、扱い方が身につけば自然に身体が動く。
現場の段取りも、経験と共に先が見えるようになる。
こうした成長のすべては、
“とりあえずやる”という行動からスタートしています。
若い職人ほど「チャレンジ」が
成長のエンジンになる
若い職人には、ぜひ覚えておいてほしいことがあります。それは、成長したいなら、チャレンジを避けてはいけない。ということ。
やったことのない作業を任されたとき、新しい機械を触るとき、段取りを考える立場になったとき、責任を背負うポジションになったとき。
そこで一歩踏み出せるかどうかで、5年後・10年後の姿が大きく変わります。
チャレンジは恐いものではありません。
チャレンジこそ、職人としての人生を切り開く最強の武器です。そして、チャレンジできる人は、自分を律し、行動できる人だけです。

法面工事は「行動の連続」
でしか完成しない仕事
法面工事は、図面どおりに材料を置けば終わり、という世界ではありません。
地質を読み、天気を読み、安全を読み、仲間の状態を読み、段取りを決め、施工を進める。あらゆる工程が“行動”でつながっています。
行動した瞬間にしか、現場は前へ進みません。
そして行動した瞬間にしか、やる気は生まれません。
だからこそこの仕事は奥深く、だからこそ面白く、だからこそ成長を実感しやすい。
「めんどくさいけど、とりあえずやろう」
「眠いけど、とりあえず現場に行こう」
その一歩こそ、職人としての価値を決める分岐点です。

やる気は後から湧く。
行動は今できる。
北摂constructionとして、近畿一円の多くの現場に立ち続けてきた中で、私は確信しています。
成長したいなら、やる気を待ってはいけない。
やる気は“行動した後”にしか出てこないから。
若い職人へ。
迷う暇があれば、一歩動いてください。行動すれば、自分が変わり始める。
やれば、できる。そして、成長する。
このシンプルな現実こそ、建設業・法面工事の世界が教えてくれる大きな財産です。

参考資料
作業興奮(Work Excitement)
心理学者クレペリン研究領域による、
行動が先にあり意欲が後から生まれるという概念
厚生労働省
職業能力開発・若年技能者育成に関する一般資料
建設業労働災害防止協会
現場における安全行動・自己管理の指針

