人を育てるのは時間だ
1万時間がつくる
“技術”と“信頼” の現場力
建設業の現場では、「人を育てる仕組み」はもちろん、「
特に法面工事のような危険性と専門性を伴う業務では、
そんな現場のリアルを、心理学の分野でも注目された
「
1万時間の法則とは?
「1万時間の法則」は、作家マルコム・
「ある分野で一流になるには、
たとえば――
• 1日8時間、週6日働いた場合:約208週(=約4年)
• 1日8時間、週5日働いた場合:約250週(=
つまり、週6勤務と週5勤務では、
この差は、単なる時間の長さではなく、
「技術力や判断力の深さ」
法面工事で
問われる“経験の密度”
北摂constructionが主力とする法面工事では、
一つひとつが“経験の蓄積”を要する作業です。
応用力が求められるのが特徴です。
そこで重要になるのが、
「いかに早く・正しく1万時間を積むか」
私たちは、経験に裏打ちされた施工力と、安全への感度を、“
若手が育つ現場には
「時間」が流れている
「人を育てる」とは、単に教えることではありません。
“育つ時間”を確保し、見守ることも育成の一部です。
現場には、1万時間を超えたベテランと、
北摂constructionでは、
非定型作業にこそ“時間”が必要
とくにロックボルト工やアンカー工などの非定型作業は、
ICTや施工マニュアルが整ってきたとはいえ、
だからこそ、1万時間をどう積ませるかが、
技術を継ぐだけでなく、
姿勢も継ぐ
北摂constructionでは、
「最初の100時間、
「なぜこの作業をするのか」
「どこにリスクがあるか」を
言葉と動きで伝え続けています。
ただ作業を教えるのではなく、
“姿勢”も育てる。
それが、技術と信頼をつなぐ本当の
“育成”だと私たちは考えています。
まとめ
技術は
“積み重ねる時間”が育てる
建設現場において、
短期で成果が出るものはほとんどありません。
だからこそ、時間をかけて育てる意義と、
北摂constructionは、
「人を育てるのは時間だ」
地域と社会を支える“現場力”を、
参考資料
・マルコム・グラッドウェル(2009)
『天才! 成功する人々の法則』講談社
原題:Outliers: The Story of Success
(2008年、Little, Brown and Company)
講談社BOOK倶楽部