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2025.12.28

法面工事において改めて痛感した「打ち合わせ」と「専門性」の重要性

良い施工は、

 良い打ち合わせから始まる

 

建設業における施工品質は、現場での技術力だけで決まるものではありません。

誰が施工するのか、そして着工前にどれだけ認識を共有できているのかこの2点が、工期・コスト・安全性のすべてを左右します。

今回、ある重要な施工に携わる中で、改めて強く実感したことがあります。

それは、専門性の高い工事ほど、施工前の打ち合わせが結果を決定づけるという、ごく基本でありながら見落とされがちな事実です。

 

 

 

法面工事こそ、

 餅は餅屋である理由

 

法面工事は、誰でも簡単に対応できる工種ではありません。地山条件、勾配、周辺環境、使用工法――。

そのすべてが施工結果に直結します。

経験や理解が不十分なまま施工を進めると、

 

• 作業効率が上がらない

• 手戻りが発生する

• 工程が延びる

• 結果的にコストが膨らむ

 

といった状況が起こりやすくなります。

一方で、法面工事を熟知したプロが対応すれば

 

• 段取りが明確

• 無駄な工程が少ない

• 判断が早い

• 安全対策も含めて施工がスムーズ

 

結果として、

工期短縮とコスト抑制の両立が可能になります。

まさに「餅は餅屋」。

これは精神論ではなく、施工現場における現実的な結論です。

 

 

見積段階での打ち合わせ不足

 生む「認識のズレ」

 

施工を振り返ると、見積段階での打ち合わせが十分でなかった点が、現場での小さなズレにつながっていました。

 

• 施工範囲の解釈

• 作業レベルの認識

• 段取りに対する考え方

• 想定している施工手順

 

これらが完全に共有されていなかったことで、

「思っていた内容と違う」というズレが発生しました。

重要なのは、誰かが意図的に省いたわけではないという点です。

問題は、「伝えたつもり」「分かってもらえているだろう」という、無意識の思い込みにありました。

 

 

「勝手に思っている」は

 現場では通用しない

 

建設業、とくに法面工事の現場では、曖昧な認識がそのまま施工リスクになります。

 

• 聞きづらいから言わない

• 今さら確認するのは気が引ける

• 常識だと思って説明を省く

 

こうした判断が、結果として手戻りやトラブルを生みます。

法面工事は、一つの判断ミスが安全性・品質に直結する工事です。だからこそ、「言わなくても分かるだろう」は成立しません。

 

 

「言う・話す・理解する」

 ことは施工技術の一部

 

施工で改めて感じたのは、打ち合わせそのものが施工技術の一部であるということです。

 

• しっかり言語化する

• 具体的に話す

• 相手の理解を確認する

 

これを徹底することで、

 

• 施工の方向性が明確になる

• 判断が早くなる

• 現場の迷いが減る

• 無駄な工程が削減される

 

見積段階での打ち合わせは、単なる金額調整の場ではありません。工事全体の完成度を左右する重要な工程だと考えています

 

 

北摂constructionが

打ち合わせで重視していること

 

私たち北摂constructionでは、近畿一円で法面工事を行う中で、以下の点を特に重視しています。

 

• 見積前の施工条件確認

• 工法・手順の明確化

• 不明点を残さない説明

• 認識のすり合わせ

• リスクの事前共有

 

これらを丁寧に行うことで、着工後のトラブルを極力減らし、結果として工期・コスト・品質のバランスを保つことができます。

 

 

今回の施工から

 得た確かな教訓

 

今回の施工を通じて、改めて学んだことは明確です。

 

• 専門工事は専門業者が行うべき

• 見積段階の打ち合わせは極めて重要

• 「つもり」は現場では通用しない

• 伝える責任は施工側にもある

 

しっかり言い、しっかり話し、しっかり理解してもらう。この積み重ねが、建設業、そして法面工事の品質を支えています。

北摂constructionはこれからも、法面工事のプロとして、近畿一円で誠実かつ確実な施工を続けていきます。

 

 

参考資料

 

国土交通省

 土木工事共通仕様書

国土交通省

 斜面安定工指針・同解説

建設業労働災害防止協会

 法面作業における安全管理資料

日本建設業連合会

 施工管理・品質管理に関する公開資料