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2025.11.03

北摂constructionの入社後に分かる「職歴詐称」をどう見抜くか

建設業の法面工事における

 採用リスクと現実的な対策

 

建設業、とくに法面工事のような専門性が高く、

危険を伴う現場では「誰を雇うか」が会社の命運を左右します。

北摂constructionが近畿一円で現場を請け負う中でも、採用に関するトラブルは決して他人事ではありません。

採用活動では必ず履歴書を受け取ります。しかし、

の履歴書の内容は本当に正しいのでしょうか。

「採用する前だけは何にも縛られないが、

一人雇った瞬間から、数十もの法律に縛られる」

この言葉の通り、雇用は契約行為であり、感情や期待だけで判断すると、後に大きな労務リスクを抱えることになります。

さらに重要なのは、「採用の失敗は、教育では取り戻せない」という現実です。

 

 

 

建設業における採用の重み

 

建設業、とくに法面工事では、

 

・安全意識

・指示理解力

・過去の現場経験

・ルール遵守意識

 

これらが欠ける人材は、品質低下だけでなく、事故や労災につながります。

つまり、職歴を偽るという行為そのものが、安全意識と信頼性の欠如を示しています。

北摂constructionでは、採用段階から次の考え方を重視しています。

 

• 面接まではなるべく次の選考へ進ませる

• しかし、面接で「少しでも違和感」を感じたら不採用

 

これは冷たい判断ではありません。

現場と既存社員、そして会社を守るための判断です。

 

 

職歴詐称が発覚した時点で

 信頼関係は崩れる

 

職歴詐称が発覚した場合、その時点で労使の信頼関係は成立しません建設業の現場は、

 

・声掛け

・合図

・確認

 

といった「信頼」を前提に成り立っています。

嘘をつく人間を社内に置くことは、現場全体の安全性と士気を下げる行為です。

だからこそ、北摂constructionでは

「一刻も早く排除する判断」が必要だと考えています。

 

 

採用後に使える

「雇用保険」を使った確認方法

 

ここからは、雇用保険対象者に限定した、実務上の確認方法です。

これはあくまで「参考材料」であり、確定判断ではありません。

 

 

 

手続きのポイント

 

雇用保険の資格取得届を提出する際、

あえて「被保険者番号」を記載せずに申請します。

そして、資格取得届の備考欄に、

履歴書に記載されている「過去の職歴」をそのまま記入します。これは、ハローワーク側に

過去の被保険者番号を探させるための手続きです。

 

 

送付されてくる

「雇用保険被保険者証」を確認する

 

資格取得手続きが完了すると、

「雇用保険被保険者証」が会社に届きます。

そこには、被保険者番号が記載されています

この番号が、

 

・本人が申告していた番号

・過去に提示された番号

 

一致しているかを確認します。

 

 

一致しない場合に考えられること

 

番号が一致しない場合、

ハローワークが過去の職歴情報から

被保険者番号を特定できなかった可能性があります。

これは、

 

• 履歴書の職歴が事実と異なる

• 期間や会社名が違う

 

といったケースが疑われる材料になります。

繰り返しますが、これだけで職歴詐称が断定できるわけではありません。

しかし、「何も確認しない」よりは、はるかにリスクを減らせます。

北摂constructionでは、雇用保険手続きを行う際、必ずこの方法を採用しています。

 

 

就業規則がなければ、

 辞めさせることはできない

 

ここで非常に重要なポイントがあります。

たとえ職歴詐称が疑われても、就業規則に定めがなければ、簡単に解雇はできません。

経歴詐称者を辞めさせたい場合、事前に次のような規定を整備しておく必要があります。

 

• 試用期間を設ける

• 学歴・職歴詐称が判明した場合は即時解雇

• 採用時申告内容に虚偽があった場合の処分

 

これらが就業規則に明文化されていなければ、会社側が不利になる可能性があります。

 

 

採用・手続・就業規則は

 必ずリンクさせる

 

採用 → 雇用保険手続 → 就業規則

この3つがバラバラでは、防げるはずの労務リスクを防げません。

建設業、特に法面工事を行う北摂constructionのような現場型企業では、制度と実務がリンクして初めて意味を持ちます。

 

• 採用時の判断

• 入社後の確認

• 万一の対応ルール

 

これらを一つの流れとして設計することが重要です。

 

 

近畿一円の建設業で

 生き残るために

 

近畿一円の建設業界では、

人手不足が続く一方で、労務トラブルのリスクも年々高まっています。

だからこそ、「人が足りないから仕方ない」という採用は、将来必ずツケになります。北摂constructionでは、

 

・現場を守る

・社員を守る

・会社を守る

 

そのために、採用を「経営判断」として捉えています。

 

 

社内全体で

 「最適な制度」を考えていく

 

職歴詐称を見抜くことが目的ではありません。

本質は、信頼できる人材と長く働くことです。

採用・手続・就業規則を連動させ、社内全体で最適な制度を考えていくことが、これからの建設業、そして法面工事の現場に必要不可欠です。

北摂constructionは、近畿一円の現場で安全と品質を守るため、制度と現場の両面から、労務リスクと向き合い続けます。

 

 

 

参考資料

 

厚生労働省

 「雇用保険制度の概要」

ハローワーク

 「雇用保険資格取得手続きの手引き」

厚生労働省

 「解雇・試用期間に関する労働法解説」

 建設業振興基金

 「建設業における人材採用と労務管理」

北摂construction

 社内労務管理実務メモ(近畿一円・法面工事現場)